花粉症の治療
 いよいよ花粉症のシーズンです。

 アレルギー性鼻炎によるくしゃみ、鼻水、鼻詰まり、アレルギー性結膜炎による目のかゆみなど、花粉症の方にとって春は辛い季節です。
 レーザー治療や減感作療法など、様々な療法がある中で、鍼灸治療が花粉症にも有効だということはあまり知られていません。あえて鍼灸で花粉症対策することに一体、どのようなメリットがあるのか、述べさせて頂こうと思います。


(1)鍼灸治療で対処するメリット

まず、鍼灸治療で花粉症の対処をするメリットと言えば、
 1.薬を使わない。
 2.症状が出始めていても間に合う。
 3.その他の愁訴も同時に改善できる可能性がある。
 4.根本治療ができる。

などが挙げられます。

 1について、例えば妊娠・授乳中にて薬物の使用を避けたいという場合が考えられます。鍼灸治療は害もなく優しい治療法ですので、お勧めできます。
 3の「その他の愁訴」とは、例えば、肩こり・眼精疲労・腰痛などです。鍼灸で眼瞼の充血・痒みや腫れ、鼻水などの辛い花粉症の治療をすることで、肩こり・腰痛も同時に楽になる可能性があるという一石二鳥の治療法です。
 4については事項で説明します。

 そもそも減感作療法に通えない場合や、または効果が出る前、現代医学による治療法がすべて無効であった方に、鍼灸治療という選択肢もあるという事を、もっと知って頂きたいと思っています。


(2)花粉症の原因と治療 東洋医学の観点から

 花粉症・アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎の原因は一般に、引き金となるアレルゲンの事ばかりが問題になります。
しかし、この説では花粉症になる人と、ならない人がいる事に関して、説明がつきません。

 東洋医学の観点からすれば、その答えは体内の水毒の存在にあるという事ができます。 「水毒」とは、体内に停滞した汚水の様なものです。 花粉症で現れる鼻水・涙・結膜炎などの症状はまさに「水毒症状」のひとつなのです。
 水毒が結膜へ行けばアレルギー性結膜炎に、副鼻腔などの鼻粘膜へいけばアレルギー性鼻炎として現れる。

 結膜炎なら眼の周りの、鼻炎なら鼻腔の周りの経穴に刺鍼をします。それだけでなく、水毒の処理をすることで効果の持続化が期待でき、ひいては根治のために重要となるのです。
 
                           鍼灸師 河原直貴
| 河原直貴の鍼灸日記 | 17:25 | comments(24) |
鍼灸治療体験記
               S・I 女性(86歳) 自営業

 私は現在86歳です。珠真堂治療室の苫米地先生とのお付き合いは、もう15年以上になりました。最初は頚肩腕症候群でした。会計の仕事で、伝票に課目印を押す事が多く、すっかり首と腕を痛めてしまったのです。ドアのノブを握ると激痛が走り、回せなくなりました。事務員さんのお友達という事でお邪魔したのが始まりです。二ヵ月ほどで治りました。肩凝りが軽くなるのが嬉しくて定期的に通うようになりました。リューマチになりかけた時も、膝に水が溜まりかけた時も、60?肩になりかけた時も、皆なりかけた時に治していただくので有り難いと思いました。まさかと驚いたのはを治して下さった事です。トイレに行くのがチョットと何気なく申し上げたら、鍼で治せますよと言われ、一生付き合わねばと思っていた難物がナント二ヵ月くらいで完璧に治ってしまいました。

 一昨年7月、私は急に降ってきた雨に、急ぎ足のまま、バックの中の傘を出そうと下を向いた途端、電柱に激突、仰向きに大尻餅をついてしまいました。しまった!と思いましたが何とか起き上がれたので、そのまま仕事に行き翌日整形外科医院に行ったところ、骨に異常無しとの事で痛み止めと湿布薬をいただきました。ところがその翌朝、腰から下に激痛が走り起き上がる事が出来なくなってしまったのです。別棟に住む息子に来てもらい、後ろから支えて身体全体を持ち上げてもらって、やっと立つ事が出来ました。椅子に腰掛けても痛い、トイレの中腰が痛い、医者の痛み止め薬も湿布も殆ど効きません。このまま寝たきりになるかと思いました。もう鍼しかない、珠真堂さんに頼るしかないと思いました、それから週二回、痛みと闘いながら、杖とタクシー頼みの珠真堂さん通いが始まりました。それは遅々として、本当に薄紙を剥がすようでしたが、一ヶ月でそろそろ歩き、トイレで座れ、40日目には自力で立てるようになり、50日目にはバスに乗れるようになり、タクシーを使わず先生の所へ通えるようになりました。その年の11月末には、友達との台湾旅行をキャンセルせず、充分楽しむ事が出来ました。
 今、前と変わらずすたすた歩きながら、苫米地先生のお陰と感謝せずにはいられないのです。
| 鍼灸体験談 | 17:58 | comments(2) |
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